雛飾り・ひな人形の飾り方：比べ得る.net【くらべ～る.net】

ひな飾り・雛人形の飾り方

◆飾り方に特に決まりごとはないようですが、全国各地においては色々な飾り方あるようです！多くはこの三種の飾り方であります！

Ⅰ．御殿を模しての全部の飾り方（段飾りなどを含む）
Ⅱ．御殿の内の一室を拝しての飾り方
Ⅲ．屏風を用いて御座所の有り様を拝しての飾り方

◆さらにはお囃子に使う楽器や、家財道具と牛車などの道具を一緒に飾ることもあるようです！五段飾り、七段飾り（七段飾りは高度経済成長期以降、八段飾りはバブル期以降）の段飾りが多かったようですが、最近では部屋の大きさに合わせたり雛人形を出し入れしやすいように段数を減らしたものが主流となっているようです！

◆また収納場所や部屋の大きさを考えた飾り方としては、段飾り・収納飾り・ケース飾りがあります！

◆内裏雛の左右
内裏雛や人形の並べ方に決まりごとはないようです！

東京では、男雛を右（向かって左）に配置する家庭が多く、永い歴史のある京都を含む畿内や西日本では、旧くからの伝統を重んじ、現代でも男雛を向かって右に置く家庭が多いようです！

社団法人日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置くのを「現代式」、右に置くのを「古式」とするが、どちらでも構わないとしているようです！

◎上で述べましたように、ひな人形の飾り方については、特別厳格な決まりがあるわけではなく、時代や地方によって、かなり違いが見られますが、段飾りの標準的な配置例を示しましたので参考にして下さい！
また、お人形の顔に直接手を触れないよう注意して、誤って落としても下の人形を傷つけたりする事がないように、上の段から飾りましょう！

★ひな人形　　【Q&A】

三段飾り

七段飾り

一段目
内裏雛（だいりびな）
☆現代式は、左殿・右姫
☆古　式は、右殿・左姫

屏風

雪
洞
（ぼんぼり）

親王(殿)

お神酒

親王(姫)

雪
洞
（ぼんぼり）

二段目
三人官女（さんにんかんじょ）
(中央眉無し)

三
人
官
女
加銚子

三人官女

三宝

三
人
官
女
長柄銚子

三段目
五人囃子（ごにんばやし）

太
鼓
（たいこ）

大皮鼓（おおかわつづみ）

小
鼓
（こつづみ）

笛
（ふえ）

謡
（うたい）

四段目
随身（ずいじん）

右
大
臣

御膳

菱台

御膳

左
大
臣

五段目
仕丁（しちょう）
☆京式は箒、ちり取り、熊手を前に置く

橘

仕丁(怒)
台傘

仕丁(泣)
沓台

仕丁(笑)
立傘

桜

六段目
嫁入り道具

箪
笥

挟
箱

長
持

鏡
台

針
箱

衣
裳
袋

火
鉢

茶
道
具

七段目
嫁入り道具

籠

重箱

御所車

一段目

屏風

雪
洞
（ぼんぼり）

親王(殿)

お神酒

親王(姫)

雪
洞
（ぼんぼり）

菱台

内裏雛（だいりびな）
☆現代式は、左殿・右姫
☆古　式は、右殿・左姫

屏風

雪
洞
（ぼんぼり）

親王(殿)

お神酒

親王(姫)

雪
洞
（ぼんぼり）

菱台

内裏雛（だいりびな）
☆現代式は、左殿・右姫
☆古　式は、右殿・左姫

二段目

三
人
官
女
加銚子

三人官女

三宝

三
人
官
女
長柄銚子

三人官女（さんにんかんじょ）
(中央眉無し)

三
人
官
女
加銚子

三人官女

三宝

三
人
官
女
長柄銚子

三人官女（さんにんかんじょ）
(中央眉無し)

三段目

太
鼓
（たいこ）

大皮鼓（おおかわつづみ）

小
鼓
（こつづみ）

笛
（ふえ）

謡
（うたい）

五人囃子（ごにんばやし）

橘

籠

重箱

御所車

桜

嫁入り道具

四段目

右
大
臣

御膳

菱台

御膳

左
大
臣

随身（ずいじん）

＜＝＝	注：五段飾りの場合は、三段飾りの構成に、七段飾りの【３段目】【４段目】を加える場合や、蹴鞠人形や、祭列人形などを使った構成をとる場合など、商品毎に違いがあるようです！

五段目

橘

籠

重箱

御所車

桜

嫁入り道具

お殿様

お姫様

三人官女

ひな人形：お殿様 icon

ひな人形：お姫様 icon

ひな人形：三人官女 icon